突然のソナギ
仙岩寺行のバス待ち
追加
소나기【ソナギ】ってのは夕立のこと。
もしくは黄順元の短編小説(1953)のこと。
読んでみたけど椎名誠の『白い手』みたいな印象。
『猟奇的な彼女』でもパロディシーンがあったし、『恋愛手紙』(邦題知りません。チャ・テヒョン、ソン・イェジン、イ・ウンジュのやつ)にも田舎で雨に濡れるシーンがあった。
深窓の少女と密かに遠出して、雨に降られて2人で雨宿り。韓国人のノスタルジーというか、琴線に触れる話なんだと思う。もちろん日本人も共感可能。
留学中、大学路で初めて観た演劇がソナギだった。
原作では、病弱な少女のその後はぼかされるんだけど、これは中年になった元少年が田舎に向かうバスの中で元少女の女性と再会するというお話。とっても欲張りなノスタルジー。そろそろ韓国もそんな時代なのかも。
by gongduck
| 2006-08-12 14:59
| 06韓国南海岸の旅