かりんとうblog

貴賓楼の江南美人  於南京夫子廟

南京博物院考古研究所所長と太平天国博物館の館長さんに招待されての南京の夜。
多分、今回の調査で一番いいものを食べたはずなんだけど、
白酒のせいか、どんなもの食べたのか思い出せない。。。

いや、食べたものが思い出せないのは、こっちの印象が強すぎるから。

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ちなみにこれは僕の撮った写真じゃない。
(僕はこんなやらしい写真は撮りませぬ)
個室で食べたんだけど、食べてる後ろで歌を歌ってくれたり
演奏してくれる。

古の文人たちはこうやって音楽を聴きながら、
酒を飲みながら、詩を詠んだんだと。

貧乏性?の僕には、弾いてくれてるのに
ちゃんと聴かないのは申し訳ないような気がして、
とても食べながら、飲みながら聴くなんて
芸当はできませんでしたです。はい。

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従業員教育なのか、店のランクによって応対が全然違った。
さらに働いてるお姉さま方の容姿が露骨すぎるくらい違った。
そういうわけで、料理の味は覚えてないけど、
この貴賓楼が一番だったんだと思います。。。


司馬遼太郎が『街道を行く 中国江南のみち』で
「美人の産地」としての江南(蘇州)に触れている。
司馬さんが旅したのは文革も終わった81年。
司馬さんの目に、江南の女性は
この町-中国のどこでもそうだが-の娘たちは、人目を引こうとする文化を、いまのところ忘れている
と映っている。
ただ司馬さんのいう美人(文化)とは、
一種の催眠作用であって、まず自分が美人であると思い込み、
さらに相手が彼女を美人であると錯覚することで成り立っているもので、
つまりは自己と他者への催眠作用を成立させる重厚な文化のこと。

司馬さんの旅から四半世紀を経た江南美人でした。
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by gongduck | 2005-10-16 21:52 | 05江蘇省 火山灰の旅