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かりんとうblog

頂きもの  『韓国を消費する日本‐韓流、女性、ドラマ』

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 遅い誕生日プレゼントか、お土産か
 韓国の友人にもらった



 『한국을 소비하는 일본 -한류, 여성, 드라마』
 히라타 유키에 지음
 『韓国を消費する日本‐韓流、女性、ドラマ』
 平田由紀江著
 アジア市場で多くの人気を博する韓流、すなわち韓国大衆文化は、韓国と歴史的に不偏な関係にある日本でもはやり有効である。しかし日本内の韓流は一編のドラマのために突然始まったものであるようい見え、私たちの関心は大体において日本で韓国の大衆文化がどの程度人気があるのか、どれくらいの経済的受益を算出するかという程度に止まっている。特に韓流に対する論議は、韓国大衆文化の相対的優秀性を前提にしたものであるため、いざ日本の消費者たちが韓流をどんな脈絡で受容するのかは見過ごしている。本書は、人的・物的に超国家的な交流が活発に進行する世界化の流れの中で、韓日関係も、政治的・歴史的な関心から大衆文化に対する関心へと移行していることを指摘する。特に著者は韓流の主たる消費者である日本女性の立場から韓流の社会・文化的脈略を分析することで、大衆文化の超国家的な流れに作用する力学関係を検討している。

 本書で問題を提起したことは、国家と国家の間に制限される女性たち、そして韓流商品を消費する女性たちの話であった。彼女たちは韓国と日本の間にある歴史的な問題や葛藤を緩和させる者として、または韓国と日本の資本と権力の事情と用途に合うよう制限されてきたのであり、道具的に使われるようになった。ここに潜んでいるのは、ジェンダー不均衡の問題だけではない。歴史の中に埋もれた記憶と傷を、大衆文化中の女性のイメージによって失くそうとする意図を見過ごしてはならず、このような脈略でこの問題についてこれからも注意を払わなければならない。
 大衆文化はその中にとても複雑な権力関係を内包しており、それを構成するすべての要素の葛藤と戦いの場であると言える。歴史を忘却する方法の一つである集団的痴呆と追従に陥れば、ジェンダーの問題に粗略になりがちである。脱植民地時代の韓国と日本の間の文化交流中、重要な「現象」となった韓流を深い問題意識を持って見守ることがこれからの課題となるだろう。

表紙と裏表紙にある紹介文をざっと訳してみました
分かり難いっすね
延世大学社会学科の博士課程に在籍中の人らしい

友人は色々悩んだ結果、僕の好きそうなのということで
この本を選んでくれたらしい
ありがとうございます
読む時間があるかどうかは別にして、もろ当たりです

他にも頂きました
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左 『맞아죽을 각오로 쓴 친일선언』 조영남 지음
  『殴り殺される覚悟で書いた親日宣言』 趙英男著


    何かもう翻訳本が出てるみたいっす

右 『신용하의 독도 이야기』 신용하 지음
  『シン・ヨンハの独島のはなし』 シン・ヨンハ著

by gongduck | 2005-08-31 14:31 | 韓国のこと日本のこと